第三級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.1) 問16 解説 モールス符号
QVXMZBE8 をモールス符号で表したものは、次のどれか。
- 1. ✓ 正答
- 2.
- 3.
- 4.
解説
この問題は、提示されたアルファベットおよび数字の列「QVXMZBE8」を、モールス符号の構成に正しく変換できている選択肢を選ぶことで解くことができます。各文字の符号を一つずつ照らし合わせて確認していくのが最も確実な手順です。
モールス符号の構成要素
モールス符号は、「短点(・)」と「長点(-)」の組み合わせによって成り立っています。第三級アマチュア無線技士の試験では、アルファベット26文字と数字0から9までの計36個の基本構成を正確に暗記していることが求められます。
今回の問題に含まれる文字の符号は以下の通りです。 Q: --.- V: ...- X: -..- M: -- Z: --.. B: -... E: . 8: ---..
これらを並べると、--.- ...- -..- -- --.. -... . ---.. となります。
照合による正誤判定
試験でこのような問題を解く際は、すべての文字を一度に暗記しようとせず、最初と最後、あるいは特徴的な符号を持つ文字から優先的に確認すると、選択肢を効率よく絞り込めます。
今回の例で言えば、最初の「Q(--.-)」と、最後の「8(---..)」に注目します。 選択肢1と4は「Q」が正しく記述されていますが、選択肢2と3はQの構成が異なっています。 次に、後半の「E(.)」と「8(---..)」の並びを確認します。選択肢1を確認すると、後半の構成が「. ---..」と一致しており、他の選択肢はここが異なっていることがわかります。このように、両端や区切りやすい箇所から順に消去法で絞り込むのが賢い解き方です。
なぜモールス符号を学ぶのか
この問題は、単なる知識の暗記を問うだけでなく、無線通信における最小単位である「記号」の正確な認識を求めています。実際の無線運用において、モールス符号を用いた通信(CW)を行う際、送信者が打ち間違えないことはもちろんですが、受信者が相手の信号を正確に符号として頭の中で変換し、文字として書き起こす能力が不可欠です。
特に、コールサインや通信文を正確にやり取りするためには、どの文字がどのような構成であるかを瞬時に判断できなければなりません。この問題は、試験対策という枠を超えて、無線通信の基礎スキルを養うための訓練として重要な意味を持っています。日頃から語呂合わせなどでリズムを意識して覚えることで、試験合格だけでなく、実際の運用現場でも役立つ力を身につけることができます。