第四級アマチュア無線技士 / 第四級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(工学 No.3) / 各問題解説 / 問23
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第四級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(工学 No.3) 問23 解説 リチウムイオン電池

次の記述は、リチウムイオン蓄電池の特徴について述べたものである。[ ] 内に入れるべき字句の組合せで、正しいのはどれか。 リチウムイオン蓄電池は、小型軽量で電池1個当たりの端子電圧は1.2[V]より [ A ] 。また、自然に少しずつ放電する自己放電量が、ニッケルカドミウム蓄電池より少なく、メモリー効果がないので継ぎ足し充電が [ B ] 。 破損・変形による発熱・発火の危険性が [ C ] 。

  1. 1. 低い できない ある
  2. 2. 低い できる ない
  3. 3. 高い できない ない
  4. 4. 高い できる ある ✓ 正答

解説

リチウムイオン蓄電池に関する問題は、キーワードの組み合わせで正誤を判断します。「高電圧」「継ぎ足し可能」「発火注意」という3つのポイントを押さえれば瞬時に回答可能です。

リチウムイオン蓄電池の基本特性

アマチュア無線で使用されるハンディ機やモバイル機器の電源として、リチウムイオン蓄電池は非常に一般的です。この電池の最大の特徴は、エネルギー密度の高さにあります。

端子電圧に関しては、ニッケルカドミウム蓄電池やニッケル水素蓄電池が約1.2Vであるのに対し、リチウムイオン蓄電池は1個あたり約3.6Vから3.7Vという高い電圧を持っています。そのため、Aには「高い」が入ります。

また、古いタイプの二次電池で問題となっていた「メモリー効果(使い切る前に充電すると容量が減ったように見える現象)」がほとんど発生しません。したがって、残量がある状態で充電する「継ぎ足し充電」が可能です。Bには「できる」が入ります。

安全上の注意点

高いエネルギーを小さなサイズに凝縮している分、取り扱いには慎重さが必要です。特に、物理的な衝撃で内部が破損したり、極端な高温にさらされたりすると、激しい発熱や発火を引き起こす性質があります。そのため、Cには「ある」が入ります。

この問題の教育的意図は、単に知識を暗記させることだけでなく、アマチュア無線の運用において必須となる「電池の取り扱い」に対する注意喚起にあります。無線機をフィールドへ持ち出して運用する際、リチウムイオン蓄電池は非常に便利な電源ですが、物理的な損傷が即座に事故につながるというリスクを正しく認識しておくことが求められています。

まとめ:選択肢の判断

問題文の空欄を整理すると以下のようになります。

  • A:端子電圧は1.2Vより「高い」
  • B:継ぎ足し充電が「できる」
  • C:発熱・発火の危険性が「ある」

これらの要素をすべて含んでいるのが選択肢4です。

参考リンク

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