第一種電気工事士試験 / 平成21年度 筆記試験 / 問48
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平成21年度 筆記試験 問48 解説 高圧カットアウト

③の部分に施設する機器と使用する 本数は。

選択肢図
  1. イ.
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ. ✓ 正答

解説

本問は、高圧受電設備における計器用変圧器(PT)の一次側に設置される保護装置と、その必要個数を問う問題です。正解はニの「4本」です。

高圧回路におけるPTの保護とヒューズ

高圧受電設備において、電圧計や電力計などを駆動させるための計器用変圧器(PT)を設置する場合、その一次側には短絡事故時の保護を目的としてヒューズを設置する必要があります。

この際、PTの一次側には「高圧カットアウト」や「高圧ヒューズ」が用いられます。三相交流回路において、単相のPTをV結線(二台使用)する場合、ヒューズは各相の一次側にそれぞれ必要となります。

機器の選定と個数の考え方

試験問題における図の判別ポイントは、対象が「高圧カットアウトそのもの」なのか、あるいは「ヒューズエレメント(筒型ヒューズ)」なのかを見極めることです。

PTの一次側に用いるヒューズとして、円筒状の「高圧限流ヒューズ」が用いられる場合、その物理的な構成と設置回路を考慮します。選択肢にあるようなヒューズ形状は、高圧受電設備内の保護協調において、欠相事故を防ぐためにも、また確実な遮断を行うためにも、各相への設置が必須です。三相回路でV結線されたPTの一次側に対して、高圧ヒューズを確実に施設するために必要な本数が提示されています。

実務現場における意味合い

この問題は、単に知識を問うだけでなく、実際に現場で受電設備の点検や設計を行う際の「構成要素の確認」を意図しています。

例えば、受電設備内部でヒューズが溶断した際、予備品を準備する場面では「何本のヒューズが必要か」を瞬時に判断しなければなりません。特に計器用変圧器のような重要保安機器においては、メーカー指定の保護方式に従うことが義務付けられており、現場図面と現物を照らし合わせた際に、この「3本」や「4本」といった本数の根拠が理解できていなければ、正しい交換作業が行えません。

計器用変圧器の一次側保護は、故障波及を防ぐための最前線です。写真を見て「これはPTの一次側保護用のヒューズであり、回路構成上この本数が必要である」と即答できるよう、機器の形状と用途をセットで記憶しておくことが、試験合格への近道となります。

参考リンク

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