第二種電気工事士 / 令和5年度 下期 学科試験(午前) / 問16
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令和5年度 下期 学科試験(午前) 問16 解説

設問図

写真に示す材料の名称は。

  1. イ. 銅線用裸圧着スリーブ
  2. ロ. 銅管端子
  3. ハ. 銅線用裸圧着端子 ✓ 正答
  4. ニ. ねじ込み形コネクタ

解説

写真の材料は、先端が丸い形状(リング状)をしていることが最大の特徴です。この形状はネジに固定するためのものであり、電線と機器の端子台を接続する際に使用する「銅線用裸圧着端子(R形)」と判断します。

形状による見分け方

この材料は、円筒形の筒に電線を差し込み、専用の圧着工具で押しつぶして接続します。試験で問われる類似の材料と以下の点で見分けましょう。

・銅線用裸圧着端子(R形):先端が丸いリング状。ネジで端子台に固定する。 ・銅線用裸圧着スリーブ(B形・P形):リング状の部分がなく、筒状の形をしている。電線同士を繋ぐためのもの。 ・銅管端子:見た目は圧着端子に近いが、主に太い電線に使用され、より厚みや形状が異なる工業製品を指す場合がある。試験対策としては、写真のような一般的な配線器具用のものは圧着端子と呼ぶ。 ・ねじ込み形コネクタ:金属ではなく、樹脂製のカバーの中にコイルバネが入った構造。ねじって接続する。

実務および試験での重要性

電気工事において、機器(漏電遮断器や端子台など)に電線を接続する際、より線を使用する場合は素線がばらけないように圧着端子を取り付けるのが原則です。

筆記試験では、写真から材料名を当てる問題が頻出します。特に「圧着端子」と「圧着スリーブ」を混同しないことが重要です。端子(terminal)は機器との境界にあるもの、スリーブ(sleeve)は電線と電線の中継に使われる筒、というように役割の違いをイメージしてください。

技能試験においても、リングスリーブ(圧着スリーブ)と圧着端子を間違えて準備してしまうと作業ができません。圧着工具(リングスリーブ用と裸圧着端子用でダイスが異なる)の使い分けも含め、実物を見てそれぞれの用途を理解しておくことが合格への近道です。

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