令和6年度 上期 学科試験 問42 解説
12で示す電線管相互を接続するために使用されるものは。
- イ.
- ロ.
- ハ. ✓ 正答
- ニ.
解説
この問題を解くための手順は以下の通りです。
- 配線図の該当箇所(12)を確認し、指定されている電線管の種類を特定する。
- その電線管と対になる接続付属品(カップリング)を写真の選択肢から選ぶ。
1. 電線管の特定と付属品の判断
配線図の右下付近にある(12)の記載を見ると、600V CV 5.5-2C (VE28) と記されています。ここで重要なのはカッコ内の「VE28」という表記です。
VEとは「硬質ポリ塩化ビニル電線管」のことで、一般的に合成樹脂管の一種として扱われます。この管相互を接続するためには、専用の合成樹脂製カップリングが必要です。
各選択肢の解説は以下の通りです。 イ. 合成樹脂管用カップリング(ねじなしの差し込みタイプ) ロ. 金属管(薄鋼電線管)用カップリング ハ. 硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)用カップリング ニ. 金属管(ねじなし電線管)とボックス等をつなぐコンビネーションカップリング
今回の図面はVE28と明記されているため、硬質ポリ塩化ビニル電線管を接続するための付属品であるハが正解となります。
2. 試験における考え方
第二種電気工事士の技能試験や筆記試験において、電線管の種類と付属品の組み合わせは必須知識です。以下の組み合わせを整理しておくと、迷わず回答できます。
・VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管):VE用カップリング ・薄鋼電線管:ねじなしカップリング(止めねじで固定するタイプ) ・ねじなし電線管(E管):E用カップリング
特に、図面上の表記(VE、E、PF、CDなど)を読み解く力が試されます。今回は末尾に「28」とあることから、VE28という管径も併せて読み取ることで、より確実な判断が可能になります。試験本番では、配線図中の記号をしっかりと指差し確認する癖をつけましょう。
flowchart TD A[配線図(12)を確認] --> B[表記 VE28 を読む] B --> C[VE=硬質ポリ塩化ビニル電線管] C --> D[VE管用カップリングを選ぶ] D --> E[選択肢ハ]