第二種電気工事士 / 令和7年度 下期 第二種 学科試験 / 問48
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令和7年度 下期 第二種 学科試験 問48 解説

別表1
設問図

この配線図で, 使用されていないスイッチは。ただし, 写真下の図は, 接点の構成を示す。

選択肢図
  1. イ. ✓ 正答
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ.

解説

この配線図で「使用されていないスイッチ」を特定するには、配線図に描かれているスイッチ記号と、写真下の接点構成図を照合し、各スイッチがどのように配線されているかを確認する必要があります。

flowchart TD
    A[配線図のスイッチ記号を全抽出] --> B[片切/3路/4路に分類]
    B --> C[選択肢イ〜ニの接点構成を分類]
    C --> D[配線図側の分類と突合]
    D --> E{一致しない種類がある?}
    E -- はい --> F[その選択肢が未使用スイッチ]
    E -- いいえ --> G[記号読み取りを再確認]

スイッチ記号と接点構成の理解

配線図におけるスイッチの記号は、そのスイッチの機能や接点の種類を表しています。問題文にある「写真下の図は、接点の構成を示す」という注釈が重要です。これは、各選択肢のスイッチの外観写真の下に、そのスイッチの内部的な接点のつながり方(回路図)が描かれていることを意味します。

  • 片切スイッチ: 一つの回路をオン/オフする最も基本的なスイッチです。回路図では、単極単投(SPST)の記号で表されることが多いです。
  • 3路スイッチ: 階段の上下や廊下の両端など、2箇所から一つの照明を操作する場合に使用されます。回路図では、通常、ON/OFFの接点と、切り替えられる2つの端子(共通端子と渡り線端子)を持つ記号で表されます。
  • 4路スイッチ: 3路スイッチの間に挿入され、3箇所以上から一つの照明を操作する場合に使用されます。回路図では、ON/OFFの接点と、2つの入力端子と2つの出力端子を持つ記号で表されます。

今回の問題では、配線図全体に描かれているスイッチの記号と、選択肢イ~ニのスイッチの接点構成図を比較して、配線図上で使用されていないスイッチを特定します。

各選択肢のスイッチの分析

配線図に描かれているスイッチ記号をまず確認し、それに対応する接点構成を持つスイッチが写真の中からどれに該当するかを調べます。

(※実際の配線図がないため、ここでは一般的な解き方と、もし配線図があればどのように進めるかの例を示します。)

例:

  1. 配線図上のスイッチ記号の確認: 配線図を全体的に見渡し、どのようなスイッチ記号が使われているか(例:単極単投、3路スイッチ、4路スイッチなど)を把握します。
  2. 各選択肢の接点構成図の解釈:
    • 選択肢イ: 写真下の接点構成図が、例えば片切スイッチ(SPST)を表しているとします。
    • 選択肢ロ: 接点構成図が、例えば3路スイッチ(SPDT)を表しているとします。
    • 選択肢ハ: 接点構成図が、例えば4路スイッチ(DPDT)を表しているとします。
    • 選択肢ニ: 接点構成図が、例えば別の種類の3路スイッチや、特殊なスイッチを表しているとします。
  3. 照合と使用状況の判断:
    • 配線図に片切スイッチの記号が複数使われており、選択肢イが片切スイッチである場合、イは使用されている可能性が高いです。
    • 配線図に3路スイッチの記号が複数使われており、選択肢ロが3路スイッチである場合、ロは使用されている可能性が高いです。
    • 配線図に4路スイッチの記号が使われており、選択肢ハが4路スイッチである場合、ハは使用されている可能性が高いです。
    • 配線図に描かれているスイッチ記号のすべてに、対応するスイッチ(選択肢イ~ニのいずれか)が配線図上で使用されていることを確認します。
    • その中で、配線図上のどの記号とも一致しない、あるいは配線図上で全く使われていないスイッチを特定します。

この問題における正解が「イ」であると仮定すると、以下のような状況が考えられます。

  • 配線図上には、3路スイッチや4路スイッチ(例えばロ、ハ、ニに該当するようなもの)が複数箇所で使用されている。
  • しかし、片切スイッチ(例えばイに該当するようなもの)は、配線図上では全く使用されていない、あるいは、描かれているスイッチ記号がすべて3路または4路スイッチであった。

スイッチの種類と配線図記号の関連性

第二種電気工事士試験では、基本的なスイッチの種類とその配線図記号の対応を正確に理解しておくことが不可欠です。

  • 片切スイッチ (SPST - Single Pole Single Throw): 一つの回路をON/OFFします。配線図では、単純な接点記号で表されます。
  • 3路スイッチ (SPDT - Single Pole Double Throw): 二つの回路間を切り替えます。ON/OFFというよりは、「どこから操作するか」によって回路のつながりを変える役割を持ちます。配線図では、中心の端子(共通端子)が、左右のどちらかの端子に接続される形(またはそれに類する記号)で表されます。
  • 4路スイッチ (DPDT - Double Pole Double Throw): 二つの3路スイッチの間に入り、3路スイッチの機能を拡張して、3箇所以上での操作を可能にします。配線図では、入力側と出力側でそれぞれ2つの端子を持つ記号で表されます。

これらの記号と、写真下の接点構成図(回路図)を照合する練習を普段から行っておくことが、この種の問題を解く上での鍵となります。

実際の試験でのアプローチ

  1. 配線図の全体像を把握: まず、配線図にどのような照明器具やコンセントがあり、それらがどのようにスイッチで操作されているかを概観します。
  2. スイッチ記号の特定: 配線図上の各スイッチ記号を明確に認識します(片切、3路、4路など)。
  3. 選択肢の接点構成図の解釈: 各選択肢のスイッチの接点構成図が、どの種類のスイッチ(片切、3路、4路など)を表しているのかを理解します。
  4. 照合と除外: 配線図上で使用されているスイッチ記号と、選択肢のスイッチを照合していきます。配線図上で使われているスイッチ記号に対応するものが選択肢にあり、そのスイッチが配線図上で使用されていることが確認できれば、その選択肢は「使用されているスイッチ」ということになります。逆に、配線図上のどのスイッチ記号とも一致しない、あるいは配線図上で全く使われていないスイッチがあれば、それが「使用されていないスイッチ」となります。

この問題では、選択肢イ~ニのスイッチの接点構成図を正確に読み取り、配線図上のスイッチ記号と照合することで、正解を導き出すことができます。

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