第二種電気工事士 / 令和7年度 上期 学科試験 / 問38
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令和7年度 上期 学科試験 問38 解説

別表1

⑧で示す図記号の器具の名称は。

  1. イ. 圧力スイッチ
  2. ロ. フロートレススイッチ電極 ✓ 正答
  3. ハ. 電磁開閉器用押しボタン
  4. ニ. フロートスイッチ

解説

図記号の形状から、対象が何を示しているかを判断します。この記号は、縦に並んだ複数の棒線と、それらを囲む四角形や円で表現されるのが一般的です。水槽などの水位を検知するために吊り下げられる電極棒を模した形であり、これがフロートレススイッチ(水位制御用リレー)に接続されるため、名称はフロートレススイッチ電極となります。

図記号の識別ポイント

試験で出題される図記号は、その形状が実物の構造や仕組みを簡略化したものになっています。

フロートレススイッチ電極 水槽の中に電極棒を垂らし、液体の導電性を利用して水位を検知します。図記号では、下向きに伸びる線が電極棒を指しています。フロートレスという名前の通り、浮き(フロート)を使わない方式であることが特徴です。

フロートスイッチ こちらは機械式の浮き(フロート)が水位によって上下し、スイッチを動かす仕組みです。図記号は浮きの形を模した円や、それに関連する接点の記号で表されます。電極式と混同しやすいですが、電極棒の形状がないことで区別します。

圧力スイッチ 流体(空気や水など)の圧力を検知する装置です。図記号には圧力計のような円の中に、接点の開閉を示す記号が組み合わされます。

電磁開閉器用押しボタン 電磁開閉器(マグネットスイッチ)を遠隔操作するための押しボタンです。図記号は、手動操作を示す丸いボタンの形が描かれます。

試験での活用と学習のアドバイス

第二種電気工事士の図記号問題は、一度覚えてしまえば確実に得点できる項目です。特にこの問題のような制御系の器具は、施工現場でどのような目的のために設置されるかをイメージすると記憶に残りやすくなります。

例えば、受水槽の給水ポンプ制御回路を想像してみてください。水位が下がったらポンプを回し、水位が上がったら止めるという自動制御を行うために、水槽内部の状態を電気信号に変える役割を担うのがフロートレススイッチ電極です。実際の配線図問題でも、制御盤と受水槽の間でこの電極がどのように配線されるかが出題されることがあります。

紛らわしい図記号は、名称だけでなく「何をするための器具か(役割)」とセットで覚えるのが鉄則です。過去問の図記号をノートに書き写す際、その横に簡単なイラスト(水槽やスイッチの構造)を添える学習法が非常に有効です。

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