令和7年度 上期 学科試験 問43 解説
13で示す地下1階のポンプ室内で使用されていないものは。
- イ.
- ロ.
- ハ.
- ニ. ✓ 正答
解説
この問題は、提示された写真の器具が「ポンプ室という環境に適しているか」「ポンプ制御の用途に含まれるか」を判断することで正解を導き出せます。
まず、ポンプ室という場所は湿気が多く、水が侵入するリスクがあるため、露出配線でかつ堅牢な金属製のボックスや、耐水性のある制御機器が使用されます。
各選択肢の器具を見ていきましょう。
イ. アウトレットボックス(金属製) 露出配線で電線の接続部を保護するために広く使われます。ポンプ室のような堅牢性が求められる場所では標準的な材料です。
ロ. フロートレススイッチ用の電極(フロートスイッチ) 液面の高さに応じてポンプを自動運転・停止させるための水位検知器です。ポンプ室には必須の機器です。
ハ. 露出型コンセントボックス(またはスイッチボックス) 金属管工事などで用いられ、表面に設置して使用します。ポンプ室内の機器接続や操作用として適した形状です。
ニ. 埋込型表示灯付きスイッチ 写真は壁面に埋め込んで使用するタイプのもので、住宅の居室などで一般的に見かけるものです。ポンプ室は金属管や金属ダクトを用いた露出配線が基本であり、このような埋込型の器具をそのまま壁の中に配置することは一般的ではありません。また、ポンプ室の過酷な環境(湿気、振動など)には、こうした薄型の埋込スイッチよりも、防雨・防湿性能のある露出型スイッチが選定されるのが通例です。
解き方のポイントとしては、工事写真問題では「その場所の環境(屋内、屋外、地下、湿気がある場所など)」と「機器の用途(制御、配線保護、点灯など)」を照らし合わせることです。ポンプ室というキーワードが出た場合、自動制御に関わる機器や、頑丈な金属製配線材料がセットで選ばれることを覚えておくと、消去法でも回答しやすくなります。