ITパスポート試験 / 平成24年度 秋期 ITパスポート試験 / 問71
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平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問71 解説 インターネット上の情報所在

インターネット上にある情報の所在を表す記述方式で,“http://www.ipa.go.jp/”のような形式をもつものはどれか。

  1. HTML
  2. IP アドレス
  3. MAC アドレス
  4. URL ✓ 正答

解説

選択肢の絞り込み方

インターネット上の「住所」にあたるものを探す問題です。選択肢の中で、Webページなどの場所を指定する文字列の形式を指しているのはURLだけです。HTTPなどのプロトコルやドメイン名を含めたリソースの場所を示す表記は、すべてURLの概念に含まれます。

URLの役割とインターネットの仕組み

URLはUniform Resource Locatorの略で、直訳すると「統一資源位置指定子」となります。Webブラウザのアドレスバーに打ち込む「https://www.google.co.jp」のような文字列は、まさにインターネットという広大な空間にある特定のWebサイト(リソース)にたどり着くための住所そのものです。

私たちが普段見ているURLは、主に以下の要素で構成されています。

  1. プロトコル(スキーム): httpやhttpsなど、情報のやり取りに使うルールを指定します。
  2. ホスト名(ドメイン名): Webサイトが設置されているサーバーの場所を示します。
  3. パス: サーバーの中の、どのフォルダのどのファイル(ページ)を開くかを指定します。

これらが組み合わさることで、世界中のどこにあるどんな情報に対しても、一意にアクセスすることが可能になっています。

なぜ他の選択肢ではいけないのか

ほかの選択肢は、コンピュータネットワークを構成する重要な概念ですが、URLとは役割が異なります。

  • HTML: HyperText Markup Languageの略。Webページそのものを記述するための言語(ルール)です。住所(URL)ではなく、家の中の家具の配置や設計図にあたります。
  • IPアドレス: ネットワークに接続されたコンピュータや機器に割り当てられる識別番号です。「192.168.1.1」のように数字で表されます。これはコンピュータの住所ですが、人間にとって覚えにくいため、人間が読みやすい形式に変換したものがURLのホスト名部分です。
  • MACアドレス: ネットワーク機器(NIC)に工場出荷時に割り当てられる固有の識別番号です。住所に例えると「その個体の製造番号」のようなもので、インターネット上の場所を指定するものではありません。

実社会での活用と試験における重要性

URLは、単にブラウザでサイトを開くときだけに使われるものではありません。最近ではマーケティングの現場でURLに特定の文字列を付与して「どの広告からアクセスがあったか」を計測したり、QRコードにURLを埋め込んで店舗のメニューを表示させたりと、ビジネスの基本ツールとして機能しています。

試験対策としては、ITパスポートの出題範囲において「情報システムの基礎知識」にあたる重要な単語です。単に暗記するだけでなく、普段自分がブラウザで見ているURLの文字列が「どこまでがサーバーの場所で、どこからがページの中身か」を意識するだけで、ネットワークの仕組みに対する理解がぐっと深まります。

参考リンク

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