ITパスポート試験 / 平成25年度 秋期 ITパスポート試験 / 問36
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平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問36 解説 オフィス形態

個人に特定の席を割り当てずに共有の席を用意し,出社した従業員が空いている席を使って仕事を行うオフィスの形態はどれか。

  1. ア フリーアドレス ✓ 正答
  2. イ フリーウェア
  3. ウ フリーフォーマット
  4. エ フリーメール

解説

キーワードで判断する

問題文にある「個人に特定の席を割り当てない」「共有の席」「出社した従業員が空いている席を使う」というキーワードから、英語の「Free(自由な)」と「Address(居場所・席)」を組み合わせた言葉であるフリーアドレスを選択します。

フリーアドレスの概念と背景

フリーアドレスは、オフィス内に自分の固定席を持たず、業務内容やその日の気分、チームメンバーとの連携に合わせて好きな場所を選んで働くオフィス形態です。

従来のオフィスでは、個人のデスクに書類や備品が置かれていましたが、IT化の進展によりノートPCやタブレット、クラウドストレージでのデータ管理が普及しました。場所を選ばずに仕事ができる環境が整ったことで、限られたオフィススペースを効率的に活用し、部門を超えたコミュニケーションを活性化させる手法として多くの企業で導入されています。

選択肢の分析と消去法

ほかの選択肢は、一見すると似たような接頭辞がついていますが、意味は全く異なります。

・フリーウェア 無償で利用できるソフトウェアのことです。著作権は放棄されていませんが、利用料を支払わずに一定の範囲内で自由に使うことができます。

・フリーフォーマット データの形式(フォーマット)が固定されておらず、自由な形式で記述できることや、ソフトウェアが多様な形式に対応していることを指します。

・フリーメール Webブラウザ上で利用できる、無料の電子メールサービス(GmailやYahoo!メールなど)のことです。特定のプロバイダに縛られず、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるのが特徴です。

今回の問題のように、「フリー」という言葉が共通する用語は、試験でも混同を狙って出題されやすいため、それぞれの分野(オフィス環境、ソフトウェア、データ形式、通信サービス)で定義を区別しておくことが重要です。

実務現場における意義

この問題は、単なる用語の暗記を問うだけでなく、働き方の多様化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈を理解しているかを測る意図があります。

フリーアドレスを導入する目的は、単に座席を減らすことだけではありません。顔を合わせる機会が増えることによる部門間の壁の打破、省スペース化によるコスト削減、そしてノートPCを活用したペーパーレス化の促進など、組織運営上のメリットが多岐にわたります。ITパスポートの学習においては、用語の定義を覚えるのと同時に、それが現代のビジネス環境でどのような課題を解決するために用いられているのかをイメージしておくと、より理解が深まります。

参考リンク

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