平成27年度 秋期 ITパスポート試験 公開問題 問50 解説 ホットプラグの定義
ホットプラグの説明として,適切なものはどれか。
- ア PCの電源を入れたままで周辺機器の着脱が行える機能のこと ✓ 正答
- イ アプリケーションソフトの機能を強化するために,後から組み込むソフトウェアのこと
- ウ 周辺機器との接続ケーブルを介して,PCから周辺機器に電力を供給する仕組みのこと
- エ 特定のプログラムを実行して,処理に掛かる時間でシステムの性能を評価する手法のこと
解説
この問題は、用語の定義を直接問う知識問題です。「ホット(熱い=通電状態)」+「プラグ(差し込む)」という言葉のイメージから、電源が入ったまま差し込める機能であることを判断します。
ホットプラグとは
ホットプラグ(Hot Plug)は、コンピュータの電源を切らずに、周辺機器や内蔵部品を抜き差しできる機能のことです。ハードウェアを交換する際に、いちいちPCをシャットダウンして再起動する手間を省くために存在します。
私たちが日常的に利用しているUSBメモリやマウス、キーボードなどが最も身近な例です。もしホットプラグに対応していない古い規格の機器であれば、接続するたびにPCを再起動する必要があり、非常に不便でした。また、サーバ機などでは、ディスク故障時にシステムを止めることなく交換できるよう、この機能が不可欠となっています。
他の選択肢が指す用語
選択肢を整理することで、周辺知識もセットで覚えましょう。
イ:プラグイン(Plug-in)の説明です。Webブラウザや画像編集ソフトなどで、標準機能だけでは足りない場合に、後から機能を追加するプログラムのことを指します。
ウ:バスパワー(Bus Power)の説明です。USBケーブルなどを通じて、PC本体から周辺機器へ電源を供給する方式です。マウスやメモリなどは、この電力で動いています。
エ:ベンチマーク(Benchmark)の説明です。特定のソフトウェアを動かして、その処理にかかった時間やスコアを計測し、PCやサーバの処理性能を客観的に評価するテストのことです。
なぜこの知識が重要なのか
ITパスポートの試験において、周辺機器の接続に関する用語は頻出です。実務においても、「機器の増設や故障対応を行う際に、システムを止めてよいのか、それとも稼働させたまま行うべきなのか」という判断は現場の運用で非常に重要です。
システムを止められない環境(24時間稼働のシステムなど)では、ホットプラグに対応した部品選びや設計が必須となります。「ホット」という言葉が持つ「通電中」というニュアンスを理解しておくと、試験本番で迷わなくなります。