平成29年度 秋期 ITパスポート試験 公開問題 問81 解説 プログラム言語の定義
コンピュータに対する命令を, プログラム言語を用いて記述したものを何と呼ぶか。
- PIN コード
- ソースコード ✓ 正答
- バイナリコード
- 文字コード
解説
この問題の正解を導くための鍵は、プログラムが「人間にとって読み書きしやすいもの」なのか「コンピュータが直接理解するもの」なのかを区別することです。選択肢の中で、人間がプログラミング言語を使って記述するテキスト形式のプログラムを指す言葉はソースコードのみです。
ソースコードとその他の選択肢の違い
プログラムの作成から実行までの流れの中で、それぞれの言葉がどのような役割を持っているか整理しましょう。
ソースコード 人間がJavaやPythonといったプログラミング言語の文法に従って記述したプログラムのことです。人間はこれを読んで内容を理解し、修正を加えることができます。しかし、コンピュータはソースコードをそのまま実行することはできません。
バイナリコード(機械語) ソースコードをコンパイラやインタプリタといったツールで変換した、コンピュータが直接理解できる「0」と「1」の列のことです。実行可能な形式になっているため、機械語とも呼ばれます。
PINコード スマートフォンやSIMカードのロックを解除するために使われる暗証番号です。プログラムの内容とは無関係なセキュリティ用語です。
文字コード コンピュータ上で文字を表示するために、それぞれの文字に割り当てられた数値のことです。ASCIIコードやUTF-8などが有名ですが、プログラム自体を指す言葉ではありません。
開発現場におけるソースコードの役割
実際のソフトウェア開発では、開発者が書いたソースコードを「ソースコード管理システム(Gitなど)」を使って保存し、複数人で協力して修正を行います。ITパスポート試験では、このソースコードに関連して「コンパイル」という用語も頻出します。コンパイルとは、人間が書いたソースコードを、コンピュータが実行可能なバイナリコードに変換する作業のことです。
「人間が書く=ソースコード」「コンピュータが実行する=バイナリコード」という対比を覚えておけば、本番の試験でも迷うことはありません。
ソースコードとは?(IT用語辞典 e-Words) https://e-words.jp/w/ソースコード.html プログラミングとは何か(経済産業省 マナビDX) https://manabi-dx.ipa.go.jp/ ソースコードと機械語の違い(キノコード YouTubeチャンネル) https://www.youtube.com/watch?v=D6s2T86F5vM