平成29年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問59 解説 マルチタッチ
タッチパネルの複数のポイントに同時に触れて操作する入力方式はどれか。
- ア タッチタイプ
- イ ダブルクリック
- ウ マルチタスク
- エ マルチタッチ ✓ 正答
解説
この問題は、タッチパネルに関連する用語の知識を問うものです。「複数のポイント」を「同時に触れる」というキーワードから、英語の「マルチ(複数の)」と「タッチ(触れる)」を組み合わせた言葉を探すのが正解への最短ルートです。
マルチタッチは、指一本でのタップやスワイプといった単純な操作だけでなく、二本の指を広げるピンチアウト(拡大)や、二本の指を近づけるピンチイン(縮小)、さらには回転操作などを可能にする技術です。現代のスマートフォンやタブレットにおいて、直感的な操作を実現するための標準的なインターフェース技術となっています。
他の選択肢について整理しておきましょう。
アのタッチタイプは、キーボードを見ずに打鍵するタイピング手法のことです。入力デバイスはキーボードであり、タッチパネルの操作とは関係ありません。
イのダブルクリックは、マウスのボタンを短時間に二回連続して押す操作です。これもPCのポインティングデバイスに関連する用語であり、指で画面を同時に複数触る技術とは区別されます。
ウのマルチタスクは、コンピュータが複数のプログラムを同時に並行して実行する機能のことです。ソフトウェアの処理に関する用語であり、入力方式の名前ではありません。
ITパスポート試験では、このようにカタカナ英語の用語が並んだ際に、言葉の構成要素から意味を推測する力が求められます。「マルチ=複数」という接頭辞の意味を知っていれば、迷うことなく正解にたどり着くことができます。スマートフォンが普及した現代において、マルチタッチは日常的に触れている技術ですので、その利便性と仕組みをセットで覚えておくと、応用問題にも対応しやすくなります。