平成30年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問20 解説 ブレインストーミング
ブレインストーミングの進め方のうち,適切なものはどれか。
- ア.
- イ. ✓ 正答
- ウ.
- エ.
解説
この問題は、ブレインストーミング(ブレーンストーミング)の基本ルールを知っていれば即答できます。判断のポイントは、他人の意見を否定せず、とにかくアイデアをたくさん出すという「自由な雰囲気作り」がなされているかどうかです。
ブレインストーミングは、複数のメンバーで新しいアイデアを出すための会議手法です。この手法を成功させるためには、アレックス・オズボーンが提唱した以下の4つの原則を守る必要があります。
- 批判厳禁:他人の意見を否定してはいけません。否定されることを恐れると、新しいアイデアが出にくくなるためです。
- 自由奔放:常識にとらわれず、突飛なアイデアやユニークな意見を歓迎します。
- 質より量:評価は後回しにして、とにかくたくさんのアイデアを出すことを優先します。
- 結合・改善:出された他人の意見に自分の考えを足したり、組み合わせて別のアイデアに発展させたりすることを推奨します。
試験では、これらの原則に反する「批判的な意見」「評価を急ぐ」「アイデアの制限」といった選択肢が誤りの答えとして提示される傾向があります。例えば、「否定的な意見はあとで検討する」や「実現性の高いものに絞る」といった選択肢があったら、それはブレインストーミングの本質から外れていると判断してください。
実務においては、企画会議や問題解決の初期段階で頻繁に使われます。役職や立場の上下関係を一旦取り払い、全員がフラットな立場で参加することで、個人の思考の枠を超えたクリエイティブな解決策を見つけることが目的です。
ITパスポート試験では、マネジメントやストラテジの分野で、チームでの合意形成や課題抽出の手法として出題されます。原則の4つをキーワードとして覚えておけば、どのような言い回しの問題が出ても、正誤を見抜くことが可能です。
- ブレインストーミングの4原則(Wikipedia)
- ブレインストーミングのやり方とルール(BizHint)