平成30年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問31 解説 インターネット接続事業者
インターネットに接続する通信ネットワークを提供する事業者はどれか。
- ア ASP
- イ ISP ✓ 正答
- ウ SaaS
- エ SNS
解説
この問題は、アルファベットの略称が何を表すかを判断できれば即答できます。インターネット接続というキーワードを見たら、迷わず「Internet Service Provider(プロバイダ)」の頭文字をとったISPを選びましょう。
ISPの役割と他の選択肢との違い
ISP(Internet Service Provider)は、日本語で「インターネット接続事業者」と呼ばれます。私たちが自宅やスマートフォンでインターネットを利用するためには、専用の通信回線に接続し、そこから先の世界中のネットワークにデータを中継してくれる仕組みが必要です。この「インターネットへの入り口」を提供し、回線を運用しているのがISPです。
問題に出てきた他の選択肢は、いずれもITの現場で頻出する用語ですが、役割が異なります。
ASP(Application Service Provider)は、本来自社のコンピュータにインストールして使うような業務アプリケーションを、インターネット経由で提供する事業者のことです。 SaaS(Software as a Service)は、クラウド上で提供されるソフトウェアの利用形態そのものを指します。ASPは「提供する事業者」を指し、SaaSは「サービス形態」を指すという違いがありますが、どちらもアプリケーションを提供しているという点でISPとは異なります。 SNS(Social Networking Service)は、ユーザー同士がインターネット上で交流するためのプラットフォームです。
試験での出題傾向
この分野では、アルファベット3〜4文字の略語が何を指すのか、その役割を正確に理解できているかが問われます。特に、サービスを提供している対象が「通信の基盤(ISP)」なのか、「アプリケーション(ASP/SaaS)」なのか、「人との交流(SNS)」なのかを整理しておくことが重要です。
また、ISPに関連して、ネットワークの仕組みを問う問題も頻出します。インターネットに接続する際は、まずISPの設備(アクセスポイント)を経由して、通信会社が持つバックボーンネットワークという太い回線に繋がっているという、大まかな流れをイメージしておくと、関連用語が出た際にも対応しやすくなります。
総務省 インターネットの仕組み https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/structure/01.html IT用語辞典 e-Words ISPとは https://e-words.jp/w/ISP.html IT用語辞典 e-Words ASPとは https://e-words.jp/w/ASP.html