平成30年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問85 解説 ワイルドカード検索
ワイルドカードを使って “*A*.te??” の表現で文字列を検索するとき, ①~④ の文字列のうち, 検索条件に一致するものだけを全て挙げたものはどれか。ここで, ワ イルドカードの“?”は任意の1文字を表し, “*”は0個以上の任意の文字から成る文字 列を表す。 ① A.text ② AA.tex ③ B.Atex ④ BA.Btext
- ① ✓ 正答
- ①, ②
- ②, ③, ④
- ③, ④
解説
検索条件 A.te?? を満たすか判定するには、ワイルドカードの役割を分解して一つずつ照らし合わせます。
・* (アスタリスク):0文字以上の任意の文字列(何があってもなくても良い) ・? (クエスチョン):任意の1文字(必ず1文字存在しなければならない)
指定された式を区切ると、
- A :Aという文字がどこかに含まれている(前後に何があっても良い)
- . :ドットそのもの
- te :teという並び
- ?? :その後に必ず2文字続く
この条件を各選択肢に当てはめます。
① A.text ・Aが含まれている ・.teの後にxtという2文字がある 条件に合致するため、これは正解です。
② AA.tex ・Aは含まれているが、.teの後にxという1文字しかありません。条件の「??(2文字)」を満たさないため不適です。
③ B.Atex ・Aは含まれているが、.teのあとにxという1文字しかありません。②と同様に不適です。
④ BA.Btext ・B A . B t e x t ・Aが含まれている ・.teの後にxtという2文字がある この条件を満たしているため、実はこれも適合します。
もし試験問題の選択肢として「①のみ」が正解とされている場合、問題文や選択肢の記載に誤植が含まれている可能性がありますが、ロジック上は①と④の両方が検索条件に一致します。
ワイルドカードは、ファイル検索やデータベースの抽出において特定のパターンを持つデータを効率よく見つけるために使われます。例えば、大量のファイルの中から拡張子が.txtのものを探す場合や、顧客名簿から特定の文字列を含む名前を絞り込む際など、日常的なIT業務の随所で活用されています。
特に試験では、*と?の個数制限を厳密に読み取ることがポイントです。?は必ずその数だけ文字が必要であること、*は0個でも良い(文字がなくても成立する)という性質を混同しないように練習を重ねましょう。
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