平成31年度 春期 ITパスポート試験 問67 解説 OSSのDBMS
OSS (Open Source Software) であるDBMSはどれか。
- ア Android
- イ Firefox
- ウ MySQL ✓ 正答
- エ Thunderbird
解説
この問題は、ソフトウェアの分類(OSSであるか)と、そのソフトウェアの役割(DBMSであるか)という2つの軸で判断します。正解であるMySQLは「OSS」かつ「データベース管理システム(DBMS)」という条件を両方満たしていますが、他の選択肢はDBMSではありません。
DBMSとは、データベースを管理し、データの検索、追加、削除などの操作を効率的に行うためのソフトウェアです。MySQLは世界中で広く利用されているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の代表格であり、OSSとして公開されているため、誰でもソースコードを閲覧・改変・再配布することが可能です。
選択肢の他のソフトウェアについて解説します。
Androidは、スマートフォンやタブレットなどで使われるオペレーティングシステム(OS)です。OSはハードウェアを制御し、アプリケーションを実行するための基盤となるソフトウェアであり、DBMSではありません。
Firefoxは、Webページを閲覧するためのWebブラウザです。インターネット上の情報を表示する役割を持つアプリケーションであり、DBMSではありません。
Thunderbirdは、メールの送受信や管理を行うためのメールクライアント(メールソフト)です。電子メールのやり取りを行うためのツールであり、DBMSではありません。
ITパスポート試験では、OSSに関連する問題が頻出します。OS、ブラウザ、オフィスソフト、DBMSなど、ソフトウェアのカテゴリを正しく分類できるよう整理しておくことが大切です。また、DBMSの分野では、MySQLのほかにPostgreSQLやMariaDBなどもOSSのRDBMSとして有名です。これらはWebサイトの構築や業務システムなどで、Webサーバ(ApacheやNginx)やプログラミング言語(PHPやPythonなど)と組み合わせてよく利用されます。
試験では、単に「OSSかどうか」だけでなく「そのソフトが何をするものか」という役割をセットで問われることが多いため、代表的なソフトウェアの名前と役割は必ず一致させて覚えましょう。
- MySQL :: MySQL 公式ドキュメント
- データベース管理システム(DBMS)とは :: IT用語辞典 e-Words