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令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問72 解説 デザインの四つの原則

設問図

問72 見る人に意図が伝わりやすいデザインにするための四つの原則に関する次の記述中 のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 〔四つの原則〕 近接 :互いに関連する要素は近づけてグループにする。 a :要素を意図したルールに基づき配置する。 反復 :要素ごとにデザインルールを繰り返す。 b :要素ごとの大小や強弱などの違いを明確にする。

  1. ア 整列 価値
  2. イ 整列 対比 ✓ 正答
  3. ウ 操作 価値
  4. エ 操作 対比

解説

この問題は、デザインの「四つの原則」という定番知識を問うものです。正解は、aに「整列」、bに「対比」が入るイです。

デザインの四つの原則を暗記していれば、各説明文との組み合わせで即答できます。

デザインの四つの原則とは

デザインの四つの原則は、ロビン・ウィリアムズ氏が提唱した、視覚情報の構成に関する基本的な考え方です。これらを意識するだけで、資料やWebサイトの見た目は劇的に改善されます。

  1. 近接(Proximity) 関連する情報同士を近くに配置し、ひとまとまりのグループとして認識させる手法です。離れている項目は無関係であるという情報を与えます。

  2. 整列(Alignment) すべての要素を、見えない軸に沿って配置する手法です。端を揃えることで秩序が生まれ、読み手に「洗練された」という印象を与えます。これが空欄aの説明に該当します。

  3. 反復(Repetition) 特定のフォントや色、図形などを一貫して繰り返す手法です。デザインに一貫性を持たせ、全体にまとまりを出します。

  4. 対比(Contrast) 要素間にあえて大きな違い(サイズの大小、色の強弱、太さの差など)を作る手法です。情報の優先順位を視覚的に伝える役割があり、これが空欄bの説明に該当します。

ITパスポートでこの知識が問われる理由

ITパスポート試験においてこの知識が出題される背景には、情報システム開発やIT活用における「ユーザーインターフェース(UI)の重要性」があります。

システムや資料を作成する際、いくら機能が優れていても、ユーザーが直感的に操作できない、あるいは情報が読み取れないデザインでは、その価値は半減してしまいます。特に、業務マニュアルや社内向けプレゼン資料、Webサービスの画面設計などを担当する際、これら四つの原則を意識することで、情報伝達の効率(情報の伝わりやすさ)を大きく向上させることができます。

システム開発の現場では、技術的な正しさだけでなく、利用者がストレスなく目的を達成できるデザイン能力もまた、立派なITスキルの一つとして評価されるのです。

参考リンク

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