第三級アマチュア無線技士 / 第三級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.3) / 各問題解説 / 問4
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第三級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.3) 問4 解説 無線従事者の免許証

無線従事者は、その業務に従事しているときは、免許証をどのようにしていなければならないか。正しいものを次のうちから選べ。

  1. 1. 携帯する。 ✓ 正答
  2. 2. 無線局に備え付ける。
  3. 3. 通信室内に保管する。
  4. 4. 送信装置のある場所の見やすい箇所に掲げる。

解説

免許証は必ず身につけておく

この問題は、無線従事者が業務を行う際のルールを問うものです。結論から言うと、無線従事者は無線業務に従事している間、必ず免許証を携帯していなければなりません。他の選択肢にある「備え付け」や「掲示」などは、無線局の免許状(無線局が受ける免許)に関するルールと混同しやすいため注意が必要です。

無線従事者と無線局のルールの違い

無線関連の法規を学ぶ際、もっとも間違えやすいのが「無線従事者の免許」と「無線局の免許」の違いです。

無線従事者の免許証は、その人自身に付与された資格を証明するものです。そのため、どこで業務を行う場合であっても、本人がその場にいることが証明できるように「携帯」することが義務付けられています。

一方で、無線局免許状は「その場所にある無線局(設備)が許可を得ていること」を証明するものです。そのため、無線局の免許状は、その無線局の通信室など、関係者が見やすい場所に「備え付け」る必要があります。

試験では、この「携帯」と「備え付け」を入れ替えたひっかけ問題が頻出します。試験中、「自分が無線局を運営する側か、それとも操作を行う人なのか」を意識すると正誤の判断がつきやすくなります。

現場で求められるコンプライアンス意識

この知識は、アマチュア無線家にとって非常に実践的なものです。たとえば、屋外での運用や、移動する無線局(モービル運用など)を行う際、たとえ自分の車の中であっても、免許証がなければ法的に無線機の操作はできません。

電波法は、無線という公共の電波資源を利用するための厳格なルールを定めています。万が一、総合通信局の職員による立ち入り検査が行われた場合、免許証を提示できなければ、その時点で無線業務を認められない可能性があります。

この問題の教育的意図は、単なる暗記ではなく、免許保持者としての責任感を問うことにあります。電波法規を学ぶことは、無線技術を扱う者として「いつでも自身の資格を証明できる準備をしておく」という自覚を持つことと同義です。

参考リンク

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