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第三級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.3) 問12 解説 モールス符号の受信確認

モールス無線通信において、通報を確実に受信したときに送信する略符号をモールス符号で表したものは、次のどれか。 注 モールス符号の点、線の長さ及び間隔は、簡略化してある。

  1. 1. ・・・ー
  2. 2. ー ・・ー
  3. 3. ・ー・ ✓ 正答
  4. 4. ・・・ー・ー

解説

この問題は、モールス通信における「了解」を意味する略符号を特定する知識問題です。正解は3の「・ー・」です。これはアルファベットの「R」にあたり、Roger(了解)の頭文字から来ています。

通信を支える略符号の役割

モールス符号を用いた通信では、効率的に意思疎通を図るために、特定の意味を持つ短い符号があらかじめ決められています。これらを「略符号」と呼びます。

例えば、相手からの情報を正しく受け取ったことを伝える際、いちいち長い文章を打つのは非効率です。そこで、R(・ー・)という一文字を打つだけで「あなたの送ってきた内容は確実に受信しました(Roger)」というメッセージが伝わります。試験対策としては、以下の代表的な符号とセットで覚えておくのが確実です。

  • R(・ー・):了解(Received / Roger)
  • K(ー・ー):送信終了・どうぞ(Go ahead / Key)
  • AS(・ー・・・):待機(Wait)
  • AR(・ー・ー・):通信終了(End of transmission)

符号を覚えるための思考プロセス

選択肢には似たようなリズムの符号が並んでいますが、確実な正解を導くためには、アルファベットの基本符号と結びつけて記憶を定着させるのが近道です。

まず、問題文にある「確実に受信したとき」という言葉から、受信を意味する「Received」や、了解を意味する「Roger」を連想します。次に、その頭文字である「R」のモールス符号が何であったかを思い出します。

もし符号の形が思い出せない場合は、一つひとつの選択肢を音読してみるのも有効です。モールス符号はリズムで覚える側面が強いため、自分で「ト・ツー・ト」とリズムを口に出してみると、不思議と記憶から引き出しやすくなります。選択肢1の「・・・ー(V)」や2の「ー・・ー(X)」などは、受信完了の意味とは結びつかないことが分かれば、消去法で3にたどり着けます。

実践的な通信と略符号の重要性

この知識は、アマチュア無線家同士が実際に交信を行う場面で最も頻繁に使われる基本動作です。

実際の電信(CW)運用では、お互いの信号強度が弱かったり、ノイズが混じったりすることがあります。そのような悪条件下でも、略符号を使って情報をやり取りすることで、通信の信頼性が維持されます。相手が「R」を返してくれたら、こちらは安心して次の情報を送れるという「通信の信頼関係」を築くための共通言語なのです。

試験では単なる暗記項目に見えるかもしれませんが、アマチュア無線という趣味の世界において、世界中の無線家と最低限の意思疎通を行うための「最初のマナー」を学んでいると捉えてください。

参考リンク

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