第一種電気工事士試験 / 令和4年度 第一種電気工事士 筆記試験 / 問41
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令和4年度 第一種電気工事士 筆記試験 問41 解説 ケーブル端末処理工具

①の端末処理の際に, 不要なものは。

選択肢図
  1. イ.
  2. ロ.
  3. ハ. ✓ 正答
  4. ニ.

解説

選択肢の中で、高圧ケーブルの端末処理に直接必要のない工具を見極める問題です。正解はハの「配管用カッター(樹脂管カッター)」です。

各工具の役割と判定基準

この問題は、試験に出題される写真の工具が「何のために使われるものか」を即座に判別できるかを問うています。高圧ケーブルの端末処理は、絶縁体や遮蔽層を傷つけずに剥ぎ取る精密な作業です。

イ:ケーブルカッター 太い電線を切断するための工具です。高圧ケーブルのような大断面のケーブルを扱う際には必須の工具です。

ロ:電工ナイフ ケーブルの被覆剥ぎ取りに使用する基本的な工具です。高圧ケーブルの半導電層や絶縁体を丁寧に剥ぎ取る際にも、熟練した作業員が使用します。

ハ:配管用カッター(樹脂管カッター) VE管やPF管といった配管材料を切断するための工具です。電線の端末処理には関係がなく、これが正解となります。

ニ:半田ごて(あるいは熱収縮チューブ加熱用ヒーター) 高圧端末キットにおける熱収縮チューブの加熱収縮や、接続処理に使用するものです。端末処理の工程において不可欠な工具です。

現場での判断と学習のポイント

工具の写真問題は、見た目の特徴と用途が直結するように整理しておくことが重要です。特に電気工事士試験では、作業工程(端末処理、接続、配線など)ごとに使用する工具がカテゴリー化されています。

配管用カッターは「配管」という文字通り、管をカットするためのものであり、ケーブル(線)を加工するための工具ではありません。他の3つが「ケーブル加工」に関連するものであるのに対し、ハだけが「配管」という異なるカテゴリに属しているという分類の視点を持つと、ミスを減らすことができます。

高圧ケーブル端末処理の重要性

この問題が問うている背景には、高圧ケーブルの端末処理における「丁寧さ」と「適切な工具選択」への理解があります。高圧ケーブルは被覆を傷つけると電界集中を招き、絶縁破壊の原因となります。そのため、それぞれの部材に適した工具を選択することは、技術者としての安全意識そのものです。実技試験においても、指定された用途以外の工具を使わないことは基本ルールであるため、道具の役割を正しく覚えることは現場に出た際にも直結する非常に実用的な知識といえます。

参考リンク

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