第二種電気工事士 / 令和6年度 下期 学科試験 / 問33
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令和6年度 下期 学科試験 問33 解説

別表1

③で示す図記号の名称は。

  1. イ. 圧力スイッチ
  2. ロ. 押しボタン
  3. ハ. 電磁開閉器用押しボタン ✓ 正答
  4. ニ. 握り押しボタン

解説

この図記号は、電磁開閉器を操作するための押しボタンであることを示す記号です。試験でこの記号を見かけた際は、隣接する機器が電動機(モーター)であり、その運転や停止を制御する目的で設置されている点に注目してください。

図面上の③の箇所を見ると、ひし形の中に「S」が記された図記号が確認できます。これはJIS規格で「電磁開閉器用押しボタン」を指す記号です。

flowchart TD
  A[図記号を確認] --> B{ひし形内にS?}
  B -->|はい| C[電磁開閉器用押しボタン]
  B -->|いいえ| D[他の押しボタン記号を確認]
  C --> E{周辺にモーター回路あり?}
  E -->|はい| F[判定を補強]
  E -->|いいえ| G[文脈再確認]

似たような押しボタン記号との判別が試験では重要です。判断のポイントは以下の通りです。

押しボタン(イ) 単純に回路の開閉を行うための一般的な押しボタンです。回路図上に単体で配置されることが多く、特定の設備名が併記されることは少ないです。

電磁開閉器用押しボタン(ハ) 今回の問題の正解です。電動機等の動力回路を制御する電磁開閉器(マグネットスイッチ)とセットで使われます。試験問題の図面では、動力盤からつながる電動機の近くに配置されることが多いため、回路の目的から判断するのが最も確実です。

握り押しボタン(ニ) 非常用や呼び出し用として、コードの先に付いているようなタイプを指します。ナースコールや非常警報設備などで用いられ、形状が他のスイッチと明確に異なります。

圧力スイッチ 今回の選択肢にはありますが、図記号としては四角形の中に「PS」と記載されるのが一般的です。圧力という物理量を感知して動作する機器ですので、配管設備やコンプレッサー付近に配置される特徴があります。

図記号の問題は、単なる形だけでなく、その機器がどのような制御のためにそこに設置されているのかという「回路の意味」を考えると、記憶が定着しやすくなります。動力設備(モーター)が近くにある場合は電磁開閉器用押しボタン、というように、図面全体から文脈を読み取る練習をしておきましょう。

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