令和6年度 下期 学科試験 問48 解説
18で示す図記号の機器は。
- イ. ✓ 正答
- ロ.
- ハ.
- ニ.
解説
この問題は、写真に写っている機器が何であるかを識別する知識問題です。正解は「イ」の「進相コンデンサ」です。
機器の識別のポイント
試験で登場する代表的な機器の外観を整理します。
- イ:進相コンデンサ。箱型や円筒形で、端子台を備えています。ラベルに「40μF」のように容量(単位:μF)が記載されているのが最大の特徴です。三相誘導電動機の力率改善によく用いられます。
- ロ:単相用の小形コンデンサ。円筒形をしており、リード線が伸びているのが特徴です。主に照明器具や小型モータの始動・運転用として使われます。
- ハ:配線用遮断器(MCCB)。ハンドルや「ON/OFF」の表示、定格電流(例:10A)が明記されており、回路の過電流保護や開閉に使用されます。
- ニ:電磁接触器(マグネットスイッチ)。上下に端子があり、中央部に可動部が見える複雑な形状をしています。電磁石の力で接点を閉じ、モータなどの大きな電流を遠隔操作します。
試験対策の活用法
第二種電気工事士の筆記試験では、配線図記号と実際の外観を一致させる問題が必ず出題されます。以下の手順で学習を進めると効率的です。
flowchart TD
A[写真の機器を観察] --> B{ラベルに μF があるか}
B -- はい --> C[進相コンデンサ]
B -- いいえ --> D{ON/OFF 表示や A 定格があるか}
D -- はい --> E[配線用遮断器]
D -- いいえ --> F{端子が上下で電磁開閉構造か}
F -- はい --> G[電磁接触器]
F -- いいえ --> H[小形コンデンサ]- 図記号を覚える:筆記試験の定番である「図記号一覧」を暗記する際、必ず対応する写真や実物をセットで確認してください。
- スペック表示に着目する:コンデンサなら「μF」、遮断器なら「A」、電磁接触器なら「コイル電圧や接点数」など、ラベルに書かれている数字の意味を理解しておくと、迷った際に判断材料になります。
- 用途をセットで理解する:「力率改善にはコンデンサ」「回路保護には遮断器」「モータの自動制御には電磁接触器」といったように、それが現場で何のために使われるかを理解すれば、問題の読み取り能力が格段に向上します。
この問題のように、形状と名称を問う問題は、過去問を繰り返すことで確実に得点源にできます。各選択肢の機器が「図記号ではどう書かれるか」までセットで復習しておきましょう。