第二種電気工事士 / 令和6年度 上期 学科試験 / 問31
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令和6年度 上期 学科試験 問31 解説

別表1

①で示す図記号の名称は。

  1. イ. リモコンセレクタスイッチ ✓ 正答
  2. ロ. 漏電警報器
  3. ハ. リモコントランス
  4. ニ. 表示スイッチ

解説

図記号の中に「RC」と書かれているものがリモコンセレクタスイッチです。この記号は、四角の中に「RC」の文字が記されており、平面図上の店舗エリアなどで複数見つけることができます。

flowchart LR
  A[RCスイッチ操作] --> B[制御信号]
  B --> C[リモコンリレー]
  C --> D[主回路を開閉]
  D --> E[照明ON/OFF]

リモコンセレクタスイッチとは

この機器は、遠隔操作で照明器具などの負荷を入り切りするためのスイッチです。一般のスイッチが壁に設置して直接回路を操作するのに対し、リモコンシステムではスイッチの信号を「リモコンリレー」に送り、そのリレーが負荷側の主回路を制御します。

この図記号が使われている場所は、主に店舗やオフィスなど、広い空間を複数のスイッチで制御する必要がある場所です。一か所から複数の照明を操作したり、複数の場所から一つの照明を操作したりする場面で非常に効率的なため、採用されています。

紛らわしい他の記号との識別方法

試験では似たようなアルファベットの略号が並ぶため、以下のポイントを整理しておくと混乱を防げます。

・RC:リモコンセレクタスイッチ(Remote Controlの略) ・E:接地端子や接地極付コンセント ・L:照明器具(Lightの略) ・LK:引掛シーリングや特定の配線器具など、図面特有の指示がある場合 ・BE:漏電遮断器(Earth Leakage Breakerの略。分電盤図によく登場します)

今回選択肢にあった「リモコントランス」は、リモコン操作回路用の電圧を下げるための変圧器で、図記号としては「トランス(変圧器)」を示す円形や四角の中に「TR」や「TC」といった文字が組み合わされるのが一般的です。

図面読み取りのコツ

配線図問題では、まず図面の右下にある「凡例」を真っ先に確認する癖をつけましょう。そこに記載されている記号は、その試験問題で使う重要なヒントそのものです。

もし「RC」の記号が図面上にいくつも点在しており、それぞれの横に「a」や「b」といった記号がついている場合は、それらが電灯分電盤のどの回路と結びついているのかを線で追う練習をしておくと、配線や回路図を問う他の問題にも強くなれます。試験では、この「RC」がどの照明をコントロールしているのかを問う問題が出ることが多いため、図記号の形状だけでなく、回路上の役割をセットで覚えておくと合格に大きく近づきます。

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