平成29年度 秋期 ITパスポート試験 公開問題 問58 解説 オートコンプリート
キーボード入力を補助する機能の一つであり,入力中の文字から過去の入力履歴を参照して,候補となる文字列の一覧を表示することで,文字入力の手間を軽減するものはどれか。
- ア インデント
- イ オートコンプリート ✓ 正答
- ウ オートフィルタ
- エ ハイパリンク
解説
この問題は、設問にある「入力中の文字から」「過去の入力履歴を参照」「候補を表示」という3つのキーワードに着目することで、正解のオートコンプリートを即座に導き出せます。試験で迷わないためには、それぞれの用語がどの作業を効率化するためのものかを紐付けて覚えるのがコツです。
オートコンプリート(AutoComplete)は、その名の通り「自動的に(Auto)」「完了させる(Complete)」ための機能です。WebブラウザのアドレスバーにURLの一部を入力すると過去に訪問したサイトが候補として表示されたり、検索エンジンで単語を入力中に続きの検索語が提示されたりするのが代表的な例です。これにより、ユーザーはタイピングの手間を省き、誤入力を防ぐことができます。
選択肢にある他の用語も、ITパスポート試験で頻出の操作・機能です。混同しないよう、それぞれの役割を整理しておきましょう。
インデントは、文書作成ソフトなどで段落の先頭行を右にずらす「字下げ」のことです。文章の構造を見やすくするために使われ、入力補助とは性質が異なります。
オートフィルタは、Excelなどの表計算ソフトで見られる機能です。大量のデータの中から、特定の条件に合致するものだけを抽出して表示し、絞り込むために使われます。「入力」ではなく「表示・分析」の効率化ツールと覚えてください。
ハイパリンクは、Webページ内のテキストや画像をクリックすることで、別のページやファイルへジャンプする仕組みのことです。これは情報を繋ぐための機能であり、文字入力とは関係がありません。
試験では「機能の目的」と「利用するソフトウェアの場面」をセットで記憶しておくことが、消去法を確実に使うための近道になります。今回の問題であれば、入力補助機能を探せばよいため、インデントやオートフィルタのような編集・分析機能を除外する、といった判断ができるようになると正答率が安定します。
- Microsoft サポート:Excel でオートコンプリートを使用してデータを入力する
- 経済産業省:ITパスポート試験 シラバス(学習範囲の確認)