平成29年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問2 解説 マーケティングミックス
マーケティングミックスの検討に用いる考え方の一つであり,売り手側の視点を 分類したものはどれか。
- ア 4C
- イ 4P ✓ 正答
- ウ PPM
- エ SWOT
解説
マーケティングミックスの検討において、「売り手側の視点」というキーワードが出てきたら、迷わず「4P」を選びます。反対に「買い手(顧客)側の視点」というキーワードであれば「4C」が正解となります。
マーケティングミックスとは、自社の商品を売るために、どのような施策を組み合わせるか(ミックスするか)を検討する枠組みのことです。
4Pは、企業がコントロールできる4つの要素の頭文字をとったものです。
Product(製品):どんな価値、機能、品質のものを提供するのか Price(価格):いくらで販売するのか Place(流通):どこで、どうやって届けるのか Promotion(販売促進):どうやって顧客に知らせるのか
これらは企業側が戦略として決定できる事柄であるため、売り手視点と呼ばれます。
一方、4Cは4Pを顧客視点で捉え直したフレームワークです。
Customer Value(顧客価値):顧客にとっての価値は何か Cost(経費):顧客が支払うコスト(価格+手間や時間など)はいくらか Convenience(利便性):顧客にとって買いやすい場所・手段か Communication(コミュニケーション):顧客との双方向の対話があるか
ITパスポート試験では、これら2つの対比関係が頻出です。実務においても、製品を開発する際は4Pで計画を立て、それを顧客目線で評価するために4Cを用いるというように、両者はセットで考えられます。顧客がその商品を通じてどのような体験や満足感を得られるかを考えることは、現代のビジネスにおいて非常に重要です。
他の選択肢について、PPMは事業の成長性やシェアから投資の優先順位を決める分析手法、SWOTは自社の強み・弱みと外部環境を分析する手法であり、これらもマーケティング戦略を立てる際の代表的なフレームワークですので、併せて覚えておくと他の問題にも対応できるようになります。
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