平成30年度 春期 ITパスポート試験 公開問題 問64 解説 URLの構成要素
インターネットでURLが“http://srv01.ipa.go.jp/abc.html”のWebページにアクセスするとき, このURL中の“srv01”は何を表しているか。
- “ipa.go.jp”がWebサービスであること
- アクセスを要求するWebページのファイル名
- 通信プロトコルとしてHTTP又はHTTPSを指定できること
- ドメイン名“ipa.go.jp”に属するコンピュータなどのホスト名 ✓ 正答
解説
URL(Uniform Resource Locator)の構造を理解していれば、一目で答えを導き出せます。URLはいくつかのパーツで構成されており、右側からドメイン名、その左側にホスト名が配置されるという基本ルールを覚えるだけで十分です。
URLの構造分解
今回のURLである http://srv01.ipa.go.jp/abc.html を分解すると、以下のようになります。
・プロトコル: http:// ・ホスト名: srv01.ipa.go.jp ・ファイル名(パス): /abc.html
この中のホスト名「srv01.ipa.go.jp」は、さらに細かく分けることができます。右側の「ipa.go.jp」がドメイン名であり、その左側にある「srv01」が、そのドメイン配下に設置された具体的なコンピュータ(サーバ)を指す「ホスト名」です。Webサイトを構築する際、例えば「mail.example.com」や「shop.example.com」のように、ドメインは同じでも「srv01」の部分を変えることで、用途別に異なるサーバへアクセスを振り分けることができます。
試験での活用ポイント
この問題は、URLの形式を問う頻出パターンの一つです。試験では、URLだけでなくメールアドレスの構成要素と混同させようとする問題が出題されることもあります。
メールアドレス「[email protected]」の場合、@マークより後ろがドメイン名に関連する情報となりますが、WebサイトのURLにおいては「ドメイン名の先頭に付与されたサブドメインやホスト名」が重要な識別子として機能します。
実務においては、Webサーバを立ち上げる際に「このサーバの名前(ホスト名)を何にするか」という設定は必須です。社内ネットワークやクラウド環境でも、どの機器がどの役割を担っているかを管理するためにホスト名を用いるため、ネットワークの基礎知識として定着させておきましょう。
- JPRS(日本レジストリサービス):ドメイン名とWebサイトの関係について