ITパスポート試験 / 令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 / 問50
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令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問50 解説 チャットボットの定義

チャットボットの説明として,最も適切なものはどれか。

  1. 質問に対して,ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み ✓ 正答
  2. センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり,お互いに情報をやり取りする仕組み
  3. 人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み
  4. ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み

解説

チャットボットを見抜くポイント

問題文の「チャットボット」という言葉を、「チャット(対話)」と「ボット(ロボット=自動化プログラム)」の2つに分解して考えます。これだけで、選択肢の中から「対話」に関係する回答をすぐに特定できます。

チャットボットとは何か

チャットボット(Chatbot)は、人間が入力したテキストや音声に対して、あらかじめ設定されたプログラムや人工知能が自動的に返答する仕組みのことです。

ウェブサイトの右下によく表示される「何かお手伝いできることはありますか?」というウィンドウや、企業の公式LINEアカウントで問い合わせをするとすぐに返信が来る仕組みが代表例です。人間が24時間365日対応し続けるのはコストや人手の面で困難ですが、チャットボットを活用することで、基本的な質問への回答を自動化し、顧客満足度の向上と業務効率化を同時に実現できます。

誤答選択肢が示す用語の整理

ITパスポート試験では、似たような技術用語が並ぶため、それぞれの違いを明確にしておくことが重要です。

・センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり、お互いに情報をやり取りする仕組み これは「IoT(モノのインターネット)」の説明です。身の回りの家電や工場の機械がインターネットに接続され、データの収集や遠隔操作を行う技術を指します。

・人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み これは「ロボット」全般を指す説明です。特に物流倉庫で荷物を運ぶような物理的な機械を指します。チャットボットはあくまで「ソフトウェア上の存在」であるため、物理的な作業を伴うロボットとは区別されます。

・ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み これは「RPA(Robotic Process Automation)」の説明です。人間がPC上で行う事務作業(データの転記や請求書作成など)をソフトウェアが代行する仕組みです。チャットボットは「対話」が主目的ですが、RPAは「定型業務の自動実行」が主目的であるという違いがあります。

試験での出題意図

この問題は、現代のデジタル社会において広く普及しているIT用語を正しく識別できるかを問うています。特にカスタマーサポートの現場ではAIとチャットボットの導入が急速に進んでおり、ITを活用して企業の生産性をどう高めるかという視点は、ITパスポートが目指す「ITを利活用する社会人」に必須の知識となります。

参考リンク

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