第四級アマチュア無線技士 / 第四級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.1) / 各問題解説 / 問10
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第四級アマチュア無線技士 CBT試験問題例題(法規 No.1) 問10 解説 呼出しの反復

アマチュア局が呼出しを反復しても応答がないときは、できる限り、少なくとも何分間の間隔をおかなければ呼出しを再開してはならないか。次のうちから選べ。

  1. 1. 3分間 ✓ 正答
  2. 2. 5分間
  3. 3. 10分間
  4. 4. 15分間

解説

アマチュア局が相手局を呼び出しても応答がない場合、再び呼び出すまでにあけなければならない間隔は「3分間」です。無線局運用規則に定められたルールであり、試験対策としては「応答がないときは3分待つ」と丸暗記することで素早く確実に正解を選べます。

電波の混信を防ぐためのルール

無線通信では、同じ周波数を複数の局が共有して使用します。もし特定の局が、応答のない相手に対して間髪入れずに何度も呼び出しを繰り返してしまうと、その周波数が長時間にわたって占有されてしまいます。その結果、他のアマチュア局が通信を行えなくなってしまいます。

このような電波の独占や混信を防ぐために、電波法の運用ルールを定めた無線局運用規則では、呼び出しを反復しても応答がない場合には、原則として少なくとも3分間の間隔をあけてから再開するように定めています。このルールは、限られた資源である電波を全員で効率的かつ公平に使うための、アマチュア無線における基本的なマナーであり義務です。

正解を導き出すステップ

この問題を解くにあたっては、以下のステップで選択肢を絞り込みます。

  1. 呼び出しに対する応答がない場合の制限時間を思い出す。
  2. 法令で定められた「少なくとも3分間」という数値を思い浮かべる。
  3. 選択肢の中から「3分間」と書かれている選択肢1を選ぶ。

無線工学の計算問題とは異なり、法規の問題では具体的な数値がそのまま出題されます。そのため、紛らわしい他の選択肢(5分間や10分間など)に惑わされないよう、「呼び出しに応答がないときは3分待つ」という関係をセットにして覚えておくことが最も確実な対策になります。

実際の運用における重要性と電波の紳士協定

この3分間あけるというルールは、単に試験に合格するためだけの知識ではありません。実際にアマチュア無線を開局し、交信を始めるときに非常に重要となる実践的なルールです。

例えば、あなたが特定の友人局を呼び出そうとしてマイクに向かって呼びかけたものの、相手からの応答がなかったとします。相手は席を外しているかもしれませんし、無線機の電源が入っていないかもしれません。ここで焦って「〇〇さん、聞こえますか?」「応答してください」と間を置かずに何度も連続して呼び出しを続けると、その周波数を使いたい他の無線局の迷惑になります。

3分間のインターバルをおくことで、その間に他の局が周波数を使えるチャンスが生まれます。また、自分自身にとっても、相手の状況を冷静に待つ時間となります。アマチュア無線は、相互の譲り合いと紳士的な態度が重んじられる趣味です。限られた電波をみんなで心地よく使うための知恵が、この3分間という数字に込められています。

参考リンク

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