第一種電気工事士試験 / 平成21年度 筆記試験 / 問45
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平成21年度 筆記試験 問45 解説 ⑤の部分の結線図

設問図

⑤の部分の結線図は。

選択肢図
  1. イ.
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ. ✓ 正答

解説

この問題は、高圧受電設備の単線結線図において、変圧器の二次側から引き出される3本のCVTケーブルが、どのように分岐・接続されているかを読み取る問題です。

正解にたどり着くための最大のポイントは、単線結線図の主回路から伸びる3本の線が、どの相(X, Y, Z)から順番に接続されているかを確認することです。

結線図の構造を確認する

提示された単線結線図の下部を見ると、変圧器の二次側から3本の線が下方に伸びており、それぞれの線が個別の開閉器へ接続されています。このとき、回路図上の接続位置関係と、選択肢にある接続点(黒丸)の位置を照らし合わせるのが基本です。

  1. 図において、主回路(3線)から左側、中央、右側の各回路へ分岐しています。
  2. 選択肢の図は、X相、Y相、Z相という3本の垂直な幹線から、水平方向に枝線が伸びている様子を表しています。
  3. 結線図の左端にある開閉器はX相の幹線から分岐し、中央の開閉器はY相の幹線から分岐し、右端の開閉器はZ相の幹線から分岐している構造を読み取ります。

接続点(黒丸)の配置から正解を導く

選択肢の図にある黒丸は、幹線と枝線が電気的に接続されている位置を示しています。

  • 選択肢イは、上から順にX、Y、Zで接続されています。
  • 選択肢ニを確認すると、左側の幹線から順に、X相、Y相、Z相の順で接続点が配置されています。

元の単線結線図において、一番左のケーブルから順番に右へ向かっていく構造と、図面上で「左から順に開閉器へつながる」という描き方を整合させると、もっとも標準的な接続方式であるニが正しい結線として選ばれます。

なぜこの知識が必要なのか

この問題の教育的な意図は、単なる暗記ではなく「図面を読む力」を養うことにあります。実際の工事現場では、単線結線図を見て実際の盤内の配線やケーブル接続を行う必要があります。

  • 施工管理においては、図面と現物の相(X, Y, Z)が正しく対応していないと、三相モータの逆転や、電圧不平衡などの重大なトラブルを招く可能性があります。
  • この問題を通じて、結線図上の「黒丸」が示す接続点という記号が、実際の物理的な「接続位置」をどう表現しているかを理解することが、実務の安全性を高めることに直結します。

試験対策としては、単線結線図の配線が「どの線から分岐しているか」を指でなぞる練習を行うだけで、このような読み取り問題は格段に正解しやすくなります。図面の中の抽象的な記号を、実際のケーブルの分岐点として具体的にイメージすることが合格への近道です。

参考リンク

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