第一種電気工事士試験 / 平成27年度 筆記試験 / 問44
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平成27年度 筆記試験 問44 解説 制御用機器

④に設置する機器は。

選択肢図
  1. イ. ✓ 正答
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ.

解説

問題で示された機器の形状を観察し、それが制御回路においてどのような役割を果たすかを確認します。図中の④は、機械や装置の稼働状態を表示する目的で設置されるため、ランプを内蔵した「パイロットランプ(表示灯)」を選ぶのが正解です。選択肢のうち、イがこのランプユニットに該当します。

制御盤における表示と操作の基本

試験で問われる制御機器には、操作系と表示系があります。

操作系とは、押しボタンスイッチやセレクタスイッチのように、人間が物理的にボタンを押したり回転させたりして接点を切り替えるものです。一方、表示系は、機器の状態(電源が入っているか、運転中か、異常があるか)を光や音で視覚的に伝えるためのものです。

イのパイロットランプは、レンズ越しに電球やLEDの光を透かす構造になっており、制御盤の扉に穴を開けて埋め込むことで、外部から盤内の状態を監視できるように設計されています。

形状と機能を見分ける思考プロセス

この種の問題を解く際は、以下の順序で機器の機能を絞り込みます。

  1. 透光性があるか確認する イの機器は先端が透明または半透明のレンズになっており、明らかに光を通す構造をしています。これがパイロットランプであると判断する最大の根拠です。

  2. 操作部があるか確認する ハやニのように、指で押し込むための平面的なボタンが露出しているものは、押しボタンスイッチです。これらは「入力」を担当する機器であり、情報を「出力」するパイロットランプとは役割が異なります。

  3. 特殊な動作機構がないか確認する ロの機器は、つまみを回転させて接点を切り替えるロータリースイッチやセレクタスイッチです。形状が明らかに他の単純な押しボタン等と異なり、複雑な動作を連想させるため、これらも除外できます。

実務現場におけるパイロットランプの役割

パイロットランプは、現場の安全と運用効率を支える非常に重要なインターフェースです。

例えば、工場のモーターを起動する制御盤では、緑色のランプは「運転中」、赤色のランプは「停止中」、黄色のランプは「異常・警告」といったように色分けして使用されます。作業員は、機械に近づかなくても離れた場所から状態を確認できるため、重大な事故の防止やトラブル発生時の早期発見に直結します。

第一種電気工事士試験では、これらの機器を単なる暗記対象としてではなく、配線図記号と実物の形状を一致させ、現場でスムーズにメンテナンスが行える知識を持っているかが問われています。

参考リンク

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