第二種電気工事士 / 令和6年度 上期 学科試験 / 問49
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令和6年度 上期 学科試験 問49 解説

別表1
設問図

⑲で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類、個数及び圧着接続後の刻印との組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。また、写真に示すリングスリーブ中央のO, 小は刻印を表す。

選択肢図
  1. イ. ✓ 正答
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. 二.

解説

この問題は、指定されたボックス内の結線図を読み取り、適切なリングスリーブの選定基準と刻印のルールを適用することで解くことができます。

解き方の手順は以下の通りです。

flowchart TD
    A[19番ボックスを確認] --> B[VVF1.6のみか判定]
    B --> C[接続本数をカウント]
    C --> D{2本または3本}
    D -- はい --> E[小スリーブ + 小刻印]
    C --> F{4本}
    F -- はい --> G[中スリーブ + 中刻印]
  1. 図面から、19のボックスに接続されている電線の本数と太さを確認する。
  2. 電線はすべてVVF1.6であるため、接続本数に応じてリングスリーブの種類(小スリーブか中スリーブか)を判断する。
  3. リングスリーブのサイズが決まったら、正しい圧着マーク(小刻印か中刻印か)を決定する。
  4. 全体の接続箇所数と各箇所に必要なスリーブの組み合わせが一致する選択肢を選ぶ。

リングスリーブ選定の知識

リングスリーブによる圧着接続は、電線の太さと本数によって以下のように決められています。

VVF1.6の電線のみを接続する場合:

  • 2本接続:小スリーブを使用し、刻印は「小」
  • 3本接続:小スリーブを使用し、刻印は「小」
  • 4本接続:中スリーブを使用し、刻印は「中」

なお、今回の問題文では選択肢に「小スリーブ 5個」といった記載がありますが、これは「小スリーブを5箇所で使用する」という意味であり、各箇所において適切な刻印がなされているかを確認する必要があります。

図面の読み取りと適用

19のボックス箇所を確認すると、ここは電源からの幹線と、照明器具、スイッチ、コンセント等へ分岐する接続点となっています。図面上で接続箇所を数えると、以下のようになります。

  • 接続箇所1:接地側電線(白)の接続。分岐を含め計3本接続となるため、小スリーブで「小」の刻印。
  • 接続箇所2:非接地側電線(黒)の接続。同様に3本接続となるため、小スリーブで「小」の刻印。
  • 接続箇所3:接地線(緑)の接続。計2本接続となるため、小スリーブで「小」の刻印。
  • その他:図面の回路構成に従い、必要となる接続箇所の総数と各サイズを合計します。

今回の問題における選択肢イは、小スリーブが合計5個使用されており、すべてに「小」の刻印が施されています。すべての接続が1.6mm電線の2本または3本接続で構成されている場合、これらがすべて小スリーブでの接続となり、かつ刻印もすべて「小」となります。

試験においてこの知識は、技能試験の施工条件を決定する際にも必須となります。特に刻印ミスは欠陥の対象となるため、接続本数とマークの組み合わせ(2本・3本は小、4本は中)は暗記しておくことが重要です。

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