ITパスポート試験 / 平成21年度 春期 ITパスポート試験 / 問99
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平成21年度 春期 ITパスポート試験 問99 解説 作業時間の計算

別表1

〔マネジメント〕 問99 週の初めからAさんとBさんの2人が一緒に通販業務を行うとき,その週の作業は何時間で終わるか。

  1. ア 19
  2. イ 20 ✓ 正答
  3. ウ 40
  4. エ 41

解説

作業完了に必要な時間は、全体の作業量を二人で分担したときの「単位時間あたりの作業量(仕事率)」の合計で割ることで求められます。

具体的には以下の手順で行います。

  1. AさんとBさんのそれぞれの仕事率を求める
  2. 二人の仕事率を合計する
  3. 全体の作業量を、合計した仕事率で割る

仕事率という考え方

この問題のように「何時間で終わるか」を問う問題では、全体を 1 と置くのが最もスムーズです。

Aさんが1人で作業すると40時間かかる場合、Aさんが1時間あたりにこなす仕事の量は 1/401 / 40 です。同様に、Bさんが1人で作業すると40時間かかる場合、Bさんが1時間あたりにこなす仕事の量は 1/401 / 40 となります。

もし二人で協力して作業を行えば、1時間でこなせる仕事の量は 1/40+1/40=2/40=1/201 / 40 + 1 / 40 = 2 / 40 = 1 / 20 となります。

作業時間を算出するプロセス

全体の作業量である 1 を、二人の合計仕事率である 1/201 / 20 で割ると、完了までにかかる時間が導き出されます。

計算式は 1÷(1/20)=201 \div (1 / 20) = 20 となり、結果として20時間で終わることがわかります。

もし仮に、それぞれの作業時間が異なる場合であっても、「1時間あたりの仕事率」を足し合わせるという考え方は変わりません。常に「全体の作業量 ÷ 二人の仕事率の和」という公式を意識しておきましょう。

実務における作業見積もりの重要性

この問題は、ITプロジェクト管理における「工数見積もり」の基礎を問うものです。システム開発では、特定のタスクに対してどれだけの時間が必要かを見積もる必要があります。

現場では、人が増えれば単純に作業時間が半分になるわけではない(これをブルックスの法則と呼びます)という難しさもありますが、まずはこの問題のように「二人が同じ効率で作業できる」という前提に基づいた計算の基礎を身につけることが重要です。試験だけでなく、実際のチーム開発におけるスケジュール管理の第一歩となる考え方です。

参考リンク

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