ITパスポート試験 / 平成24年度 秋期 ITパスポート試験 / 問93
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平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問93 解説 画像データの表現方法

設問図

[テクノロジ] 問93 次に示す画像データの表現方法は、画像データを文字に変換するものであ る。図2の画像データの中の9~12ビット(2行目の先頭4ビット)のビット列は、ど の文字として表現されるか。 [画像データの表現方法] (1) 画像データのビット列を4ビットずつ取り出し、それぞれの先頭に4ビットの 値“0100”を補い、8ビットで表現する。 (2) (1)で求めた各5ビットの値を JIS X 0201 の文字コードに対応する文字で表 現する。01000000, 01000001, 01000010, ..., 01001111 の8ビットの値は、JIS X 0201 の文字コード体系では、文字A, B, ..., 0 に対応する。

  1. ア @
  2. イ B
  3. ウ C
  4. エ 0 ✓ 正答

解説

対象となる4ビットのビット列に、指定された通り上位4ビットに「0100」を付与して8ビットのコードを作成し、それを文字コード表に対応させることで答えを導き出します。

手順の実行

問題文より、対象のビット列は「0100」です。これに対して以下のルールを適用します。

  1. 元のビット列(4ビット):0100
  2. 先頭に「0100」を補う(合計8ビット):0100 0100
  3. 文字コードの対応を確認する

問題文の条件にある「01000000は文字A、01000001は文字B」というルールは、2進数の値を16進数や10進数に置き換えて考えると理解が早まります。01000000(2進数)は、10進数で64です。ここから順に、以下のようになります。

  • 64 (01000000): A
  • 65 (01000001): B
  • 66 (01000010): C
  • ...(途中省略)

今回作成したビット列「01000100」を10進数に変換すると、64 + 4 = 68 となります。この値がどの文字に対応するかを順に数えると、64がA、65がB、66がC、67がD、68が文字0(数字のゼロ)であるとわかります。したがって、正解はエの0となります。

データ表現と変換の基本

コンピュータは、画像や文字といったあらゆる情報をビット(0と1の組み合わせ)として処理しています。この問題の背景には、コンピュータが異なる形式のデータを相互に変換する仕組みがあります。

今回の変換ルールは「4ビットの情報量(16通り)を、8ビットの文字コード形式(ASCIIやJIS X 0201の一部)にマッピングする」という単純なエンコード処理です。現実の世界でも、バイナリデータをテキスト形式に変換して保存する「Base64」などの技術がありますが、考え方の基本は同じです。限られたビット数をどのように解釈し、どの文字を割り当てるかというルール(エンコーディング)が重要になります。

この知識が役立つ場面

この種の問題は、単なる知識の暗記ではなく「指示されたルールを正確に実行する能力」を問うています。システム開発の現場では、異なるシステム間でデータをやり取りする際、送信側と受信側でデータ形式の定義が食い違っていると文字化けやデータ破損が発生します。

例えば、CSVファイルを開いたときに文字化けが起きるのは、ファイルのエンコーディング(UTF-8やShift-JISなど)が読み取り側と一致していないためです。コンピュータがどのようにビット列を解釈しているのか、その変換ルールを読み解く力は、トラブルシューティングやデータ統合の際に極めて重要な基礎能力となります。

参考リンク

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