ITパスポート試験 / 平成25年度 秋期 ITパスポート試験 / 問93
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平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問93 解説 ファイル命名規則

別表1

総務部の情報太郎さんが,2010年9月第2週の業務報告書を作成したときのファイル名として,適切なものはどれか。

  1. ア 報告_100902 情報太郎
  2. イ 報告_10092 情報太郎 ✓ 正答
  3. ウ 報告_10902 情報太郎
  4. エ 報告_1092 情報太郎

解説

日付をファイル名に含める際は、各要素を省略せずに一貫した桁数で並べることが鉄則です。この問題では、2010年9月第2週という情報を、年2桁(10)、月2桁(09)、週番号1桁(2)の順で連結した「10092」という並びが、最もルールとして整合しています。

ファイル命名規則の重要性

コンピュータ上でファイルを管理する際、日付や番号をファイル名に含めることは、情報の整理や検索の効率化において非常に有効です。しかし、命名規則が統一されていないと、コンピュータによる並び替え(ソート)機能が正しく動作しません。

たとえば、月を1桁で表現すると、1月から12月を並べ替えたときに「1, 10, 11, 12, 2, 3...」のように辞書順で並んでしまい、時系列通りにならないという問題が発生します。そのため、月は01から12、日は01から31のようにゼロ埋めを行うのが一般的です。

思考のステップ

選択肢を検討する際、各数値がどの情報を指しているかを分解して考えます。

  1. 年(2010年)は末尾2桁をとって「10」とします。
  2. 月(9月)は1桁のままだと並び順が崩れるため、2桁の「09」とするのが一般的です。
  3. 週(第2週)は、このケースでは「2」とします。

これらを順番に並べると「10 09 2」となり、つなげると「10092」となります。

他の選択肢を検証すると、選択肢アの「100902」は第2週ではなく2日と解釈される可能性があり、選択肢ウやエは「109」の部分が10年9月なのか、109年という誤った年数なのか判別が困難です。一意に情報を特定でき、かつ時系列順に正しく並べ替えができる形式を選ぶことが、情報管理の基本となります。

実務におけるファイル名の役割

この問題は、ITパスポートが想定する「情報社会の基礎リテラシー」を問うものです。実際の業務現場では、自分だけでなくチームのメンバーがファイルを探しやすく、かつ作成日時を間違えないための運用ルールが求められます。

たとえば、プロジェクトの報告書や議事録において、以下のようなルールを定めておくことは非常に有益です。

  • 年月日の表記は YYYYMMDD の8桁に統一する
  • フォルダ名やファイル名は、名前順で並べたときに時系列が正しくなるようにする
  • スペースやアンダースコアなどの記号を区切りとしてルール化し、誤読を防ぐ

ルールが曖昧なまま作成されたファイルは、後から探す際に多大な時間を浪費させ、ミスのもととなります。ファイル命名規則を意識することは、生産性を高めるための第一歩です。

参考リンク

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