ITパスポート試験 / 平成27年度 秋期 ITパスポート試験 公開問題 / 問91
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平成27年度 秋期 ITパスポート試験 公開問題 問91 解説 売上分析の結果判断

別表1

図1に基づいて,Aさんが分析した結果として,適切なものはどれか。

  1. ア 味玉ラーメンは,チャーシューメンよりも売上比率,粗利率ともに高い。
  2. イ 売上数量が最も少なく,売上比率,粗利率ともに最も低いのは,みそラーメンである。
  3. ウ しょう油ラーメンは,売上比率が最も高いが,粗利率が最も低い。 ✓ 正答
  4. エ チャーシューメンは売上高が少ないが,粗利率が高いので,粗利が最も多い。

解説

この問題は、表計算ソフトで作成された表から、指定された条件に合致するデータを探し出し、各項目の数値を比較する問題です。

解き方:表の数値を一つずつ照合する

選択肢の正誤を判定するために、表の該当箇所を確認します。

  1. 選択肢 ア:味玉ラーメン(売上比率 22.3%、粗利率 42.9%)とチャーシューメン(売上比率 12.8%、粗利率 46.3%)を比較します。売上比率は味玉が高いですが、粗利率はチャーシューメンの方が高いため、誤りです。
  2. 選択肢 イ:みそラーメンの売上数量は 78 で、表の中で最も少ないです。しかし、粗利率を見ると 30.9% であり、しょう油ラーメン(30.0%)の方が低いため、誤りです。
  3. 選択肢 ウ:しょう油ラーメンは売上比率 55.8% であり、全てのメニューの中で最も高い値です。粗利率を見ると 30.0% であり、比較した4品の中で最も低い値であるため、正しい記述です。
  4. 選択肢 エ:チャーシューメンの粗利額は 27,750 です。これはしょう油ラーメン(78,750)や味玉ラーメン(45,000)よりも低いため、粗利が最も多いという記述は誤りです。

データの読み取りと経営分析の考え方

この問題のポイントは、単に表の数値を探すだけでなく、それぞれの項目がビジネスにおいてどのような意味を持つかを理解しているかにあります。

・売上比率:全体の売上高に対して、その商品がどれだけの割合を占めているかを示します。店全体の売上を支える主力のメニューを把握するために重要です。 ・粗利率:売上高から原価を引いた粗利の、売上に対する割合です。高いほど「儲け」が出やすい商品であることを示します。

この問題のように、売上比率が高い一方で粗利率が低い商品(しょう油ラーメン)や、逆に売上比率は低いが粗利率が高い商品(チャーシューメンなど)を分類して分析することは、店舗経営においてどのメニューを強化すべきか、あるいは改善すべきかを判断するための基礎となります。

実社会での活用場面

表計算ソフトを用いたこのような分析は、ITパスポート試験で求められる「ストラテジ系」の知識として非常に重要です。

実際のビジネス現場では、特定の商品の価格改定を検討したり、広告を打つべきメニューを決めたりする際に活用されます。例えば、この表を見て「一番人気だが利益率の低いはしょう油ラーメンの原価を下げる努力をする」のか、「利益率の高いチャーシューメンの宣伝を強化して売上数量を増やす」のかといった経営上の意思決定を、客観的なデータに基づいて行うためのスキルです。

参考リンク

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