配線図記号
第二種電気工事士試験における「配線図記号」の合格に向けた最低限の知識をまとめました。この分野では、記号とその名称、およびそれらが示す機器や配線方法を正確に理解することが重要です。
1. 基本的な配線図記号と名称
配線図には、電気設備の種類や特性を示す様々な記号が用いられます。以下に、試験で頻出する代表的な記号とその名称をまとめました。
- 電源・ブレーカー類
- 配線用遮断器(ブレーカー): 過負荷や短絡から回路を保護する装置です。図記号は、箱に斜線が入ったような形状や、縦長の箱に回路記号が入ったものなどがあります。
- 漏電遮断器: 地絡(漏電)を検出して回路を遮断する装置です。配線用遮断器の記号に「EL CB」などの文字が入ることが多いです。
- スイッチ類
- 単極スイッチ: 回路をON/OFFする最も基本的なスイッチです。
- 3路スイッチ・4路スイッチ: 2か所以上から同一の照明などを操作する場合に使用されます。
- 押しボタン: 押している間だけ回路がONになるスイッチです。
- 握り押しボタン: 握ることで操作するタイプの押しボタンです。
- 電磁開閉器用押しボタン: 電磁開閉器を遠隔操作するための押しボタンです。
- コンセント類
- コンセント: 電源プラグを接続するための器具です。形状や極配置(刃受)、接地端子の有無などで種類が分かれます。
- 接地端子付コンセント: 接地線(アース線)を接続するための端子が付いているコンセントです。
- 接地極付コンセント: 接地極(アース棒)と一体になったコンセントです。
- 抜止形コンセント: 電源プラグが不意に抜けないように、抜け止め機能が付いているコンセントです。
- 各種コンセント: 過去問では、特定の極配置(刃受)を持つコンセントや、、特殊な形状のコンセントも出題されています。
- コンセント: 電源プラグを接続するための器具です。形状や極配置(刃受)、接地端子の有無などで種類が分かれます。
- 照明器具
- 自動点滅器: 周囲の明るさを感知して自動で点灯・消灯する器具です。
- 機器
- モーター: 動力を発生させる装置です。
- モーターブレーカ: モーターの過負荷や短絡を保護する遮断器です。
- ジョイントボックス・プルボックス: 電線の接続や分岐を行うための箱です。
- VVF用ジョイントボックス: VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル)の接続に特化したジョイントボックスです。
- 配線・配管
- 電線管: 電線を保護するために使用される管です。材質(金属製、合成樹脂製など)や種類(硬質、可とう性など)によって記号や表記が異なります。
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管): VE28のような表記で表され、数字は内径を示します。
- ケーブル: 絶縁体とシースで覆われた電線です。
- 600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブル): 試験でよく出題されるケーブルの一つです。
- 電線管: 電線を保護するために使用される管です。材質(金属製、合成樹脂製など)や種類(硬質、可とう性など)によって記号や表記が異なります。
2. 記号の理解を深めるためのポイント
- 形状の規則性: 記号には、その機器の機能や形状を表す規則性がある場合があります。例えば、遮断器は「箱」や「縦長」、スイッチは「線」や「丸」を基本とした形状が多い傾向があります。
- 付加記号: 基本的な記号に、文字(例:「EL CB」)や線(例:「斜線」)が付加されることで、機能が限定されたり、詳細が示されたりします。
- 過去問の活用: 過去問で出題された記号は、今後も出題される可能性が高いです。不明な記号があれば、必ず調べて名称と意味を理解するようにしましょう。特に、[src-q01]から[src-q10]、[src-q33]、[src-q35]、[src-q39]、[src-q40]、[src-q45]、[src-q48]、[src-q32]、[src-q34]、[src-q35]、[src-q36]で示されている記号は重要です。
このまとめを参考に、配線図記号の知識を確実に定着させてください。
過去問 (23問)
出典:令和6年度 下期 学科試験、令和7年度 下期 第二種 学科試験、令和7年度 上期 学科試験(一般財団法人 電気技術者試験センター)












